玄関の福祉住環境整備
玄関の福祉住環境整備では、
歩いての出入りだけを考えるのか、
車椅子を使用するのかで変わってきます。
玄関スペースですが、
手すりだけの場合は、開口幅は1365㎜程度必要です。
ベンチや式台、介助スペースを考慮すると1800㎜以上必要です。
車椅子を使用する場合は、
奥行き・開口幅共に、1200㎜以上必要です。
室内外で異なる車椅子を使うのであれば、開口幅は1800㎜必要です。
玄関ドアの下枠は、出入の安全のため段差が無く平坦なほうがいいでしょう。
玄関ドアを3枚の引き戸にするのもいいと思います。
それに伴い玄関に雨水などが浸入しないよう、排水溝の設置が必要です。
玄関の上がりかまちの段差を解消するためには、
式台やベンチを利用する方法があります。
ポーチから玄関ホールまで可動式のスロープを利用して、段差を解消する方法も有ります。
手すりには、縦手すりと横手すりの2種類あります。
縦手すりは、上がりかまちを安全に昇降するため上がりかまち際に設置します。
横手すりは移動のために、斜めに設置する方法と2段に設置する方法があります。
手すりを設置できない状況の時は、
下駄箱などの収納をカウンター式にして、
手すり代わりに利用することもひとつの方法です。
玄関のスペースや段差解消などの福祉住環境整備を検討する際には、
出来る限り実際に行動をしてもらい、寸法などを決定することが望ましいです。
玄関から外へ快適に移動できることは、
様々なメリットが生まれてくると思います。
利用者さんや家族の行動に適したプランニングをしていきましょう。
