関節リュウマチと福祉住環境整備
関節リュウマチとは、
膠原病の一種で、全身の関節が炎症を起こし変形する病気です。
関節リュウマチの症状としては、
起床時の関節のこわばりが特徴で、
多発性関節炎が見られ、関節の腫れ・疼痛・発赤・むくみが生じます。
その他発熱・貧血・食欲低下・疲労感など
関節以外にも症状が現れてきます。
関節の破壊と変形をきたし、拘縮・変形が多くなってきます。
そのことにより、筋力などが低下し日常生活動作に支障が出てきます。
このような関節リュウマチに対する福祉住環境整備のポイントとしては、
関節に負担をかけなず、無理な動作をさせないことです。
また、快適な室内環境や進行に対応した整備が必要です。
具体的な方法としては、
玄関では、関節に負担をかけない為に、
式台などの設置で何段かに段差を分割するといいでしょう。
トイレでは、便座を高めに設置すると関節への負担が減りいいでしょう。
また、温水洗浄便座を用いることもいいと思います。
手すりは、握りづらいので太目のものか平らなものがいいでしょう。
浴室では、蛇口をレバーハンドルにしたり、
室温や湿度に対する配慮も必要です。
関節の可動域や痛みを確認し、浴室の設備や入浴方法の検討も必要です。
廊下では、平らなタイプの手すりの設置がいいと思います。
足の裏に変形によって突起物がある時などは、
スリッパの使用や床材の検討もしましょう。
ドアは、引き戸にするか外開き(自由蝶番)にしましょう。
ドアノブは、レバーハンドルを使用しましょう。
それぞれの症状や関節可動域などをしっかりと確認し、
関節に負担を掛けない福祉住環境整備が大切です。
適切でないと症状の出ていない関節の破壊を促進してしまいますので注意しましょう。
医療関係者との連携をしっかりと取り、
福祉住環境整備計画を立てることをおすすめします。
